最初に、「認知症について相談したい時や、介護予防サービスや介護保険サービスを利用したい時には、

各市町村に設置(中学校区内に1カ所)されている最も身近な地域包括支援センターが総合相談窓口になっています。

地域包括支援センターの4つの役割

地域包括支援センターには、「総合相談支援業務」「権利擁護業務」「介護予防ケアマネジメント業務」「包括的・継続的ケアマネジメント支援業務」の4つの役割があり、保健師(もしくは経験豊富な看護師)や社会福祉士、主任ケアマネージャーが配置されています。

また、地域包括支援センターによっては、市町村からの委託を受けて「在宅医療・介護連携」を担っていたり、認知症地域支援推進員や生活支援コーディネーターが配置されています。 まずはこちらに相談ください。

もの忘れが気になり、診察をして欲しい。 認知症が心配な時は、かかりつけ医に相談しましょう。

かかりつけ医から紹介される認知症疾患医療センターでは、認知症疾患に関する鑑別診断、専門医療相談などを実施しています。こちらで診断を受け、その診断書をもとに、今後の対策を検討していきます。 地域包括支援センターと連携をとって進めるのが良いでしょう。

認知症について不安があり、認知症の人の介護経験がある家族に話を聞いて欲しい時の電話相談は、

公益社団法人認知症の人と家族の会で、認知症の人や家族等の相談に応じてくれています。 相談することにより精神的ストレスが和らぐことが期待できます。

<まとめ>

高齢化社会の日本においては、認知症になるのは決して特別なことでなく、65歳以上の高齢者の約7人に1人、700万人時代を迎えていると言われる日本社会では、一般化しています。 

認知症については一人で悩み、抱えるには、精神的にも肉体的にもそして経済的にも負担が重過ぎます。家族だけで支えるのではなく、専門機関を上手に活用することが重要になっています。

参考にして下さい。   by 群馬県太田市 瀧口行政書士事務所

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